ある漢方薬局。

地元の漢方薬局。

狭い店内に店員がひとり。

わたしが入店してもチラリと見て店の奥に入ってしまったのです。

そのうち、お客さん来たので一旦退却。

買い物を済ませ、店にもう一度入るが

私の方をチラリと見るだけ。。

仕方なく、「すいません。」

と声をかけ、

流産したばかりで気が滅入ること、

次の妊娠につながるような薬が欲しいことを伝える。

が、漢方はいますぐ飲んでどうこうなるものではない。
まずは普通の生活に戻って、それからでも遅くない、漢方はただの援軍だと言われて、売ってはもらえなかった。

なぜか話を聞きながら、涙がでた。
わたし、きっとただならぬ様子に見えるんだろうなと。
このおじさんも商売なわけだから、高い薬を適当に売ることもできたろうになぜしないんだろうか?
きっと今のわたしなら、いくらでも買っただろう。

いつか元気ななれたら、おじさんは漢方薬を売ってくれるんだろうか?